話題の情報チェック!

話題の情報をまとめて紹介します。

花粉症はどうして増加傾向にあるのか?

花粉症と言えば、ごくありふれた
日常の病気のイメージが定着したようです。

ところが、

意外なことに花粉症は戦後に初めて
医師によって報告された新しい病気です。

1960年代前半に、ブタクサ花粉症
ついでスギ花粉症の患者が見つかりました。


それからわずか30年間で花粉症、
特にスギ花粉症は爆発的に増加しました。


なぜ、ここまでスギ花粉症が増加したのか?

その原因を調べてみました。


1、スギの増加

戦後に大量植林されたスギが伐採されずに残り、
開花適齢期になっている。このため春のスギ花粉症の飛散量が増えている


2、排気ガス・大気汚染

排気ガスなどで汚染された大気中のたくさんの微粒子が花粉症を促進する


3、食環境の変化・食品汚染

食生活の変化に伴ってタンパク質の摂取量が増加したこと、
食品が添加物などで汚染されていることなどが
アレルギーを起こしやすくしている


4、住宅環境の変化

住宅やオフィスの近代化にともない、通気性の少ない
カビ、ダニの温床を作り、アレルギーを起こしやすくしている


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花粉症のその他の全身の不快な症状について

今まで述べたように鼻、目、喉、気管、皮膚などの
花粉がつき易い場所に花粉症の症状が現れます。

しかし、

多くの花粉症の患者さんから症状をお聞きしてみると、
この他にも色々な全身症状の訴えが聞かれます。


<全身のいろいろな症状>

胃腸症状
腹痛、便秘、下痢、食欲不振、消化不良、吐き気

神経・関節症状
頭痛、頭が重い、関節痛、めまい、立ちくらみ

その他の症状
疲れやすい、だるい、あくびが多い、眠たい
体のほてり、寒気、発熱、汗をかきやすい、動悸、気が滅入る
イライラする、無力感



これらの全身の症状のうちで、
どの症状がでるかは人によって違ってきます。



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花粉症の皮膚の不快な症状について

皮膚症状は花粉症の症状の中では少数派で
鼻や目の症状ほど多くはありません。


しかし


不快なうえに美容上の悩みが加わるので
皮膚症状の強く現れる人にとっては大変な災難です。


これは花粉が外気にさらされた皮膚に付いて、
アレルギー反応を起こし、その結果、現れる症状です。


汗ばんだところや化粧肌には特に花粉がつき易いので、
首、顔に症状が現れます。

耳や腕にも現れることがあります。

普段からアトピー性皮膚炎による皮膚症状があって、
花粉症の時期になると首から上や腕などの皮膚症状が悪化する人もいます。


<皮膚の症状(主に首、顔、耳の後ろ、腕など)>

皮膚がピンク色を帯びる、または赤くなる

皮膚面から盛り上がる、乾燥してカサカサザラザラになる

粉をふく、薄いかさぶたができてボロボロはがれてくる

かゆい、かくとジクジクした透明~黄色い液がしみだしてくる

かきこわして出血する

かきこわして皮膚がびらんになりヒリヒリ痛む



花粉症で化粧のノリが悪くなったと感じている
女性が多いと思います。

花粉症の肌対策として、まずは
花粉を肌によせつけない工夫と
付いた花粉をすばやく落とすことです。

花粉によって、肌荒れが生じた場合は
保湿ケアが必要です。


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花粉症の喉、舌、口、気管支の不快な症状について

花粉症気管支.jpg

喉、舌、口、気管支などにも症状が現れることがあります。

その原因として、

鼻づまりがひどい場合、いつも口で呼吸をするため
喉や口内が乾燥して炎症を起こしやすくなるためです。

特に

起床時は喉や口内の感想がひどく、喉が痛みます。
また、花粉が喉や気管支に入り込んで刺激するため
喉の痒みや咳が出る事もあります。


<喉の症状>

喉がかゆい、痛む、腫れる
喉がカラカラに乾燥する(特に起床時が激しい)
喉にゴロゴロと異物感


<舌、口の症状>

口の中がカラカラに乾燥する 舌が乾燥する
舌に苔が出る 味が鈍くなる 口の中が苦い


<気管支の症状>

咳、痰、胸に不快感や閉塞感がある
ゼーゼーヒューヒューする息苦しさ


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

花粉症の目、鼻の不快な症状について

花粉症の目、鼻の不快な症状.jpg


花粉症はまず鼻と目に症状が現れます

その理由は簡単!

花粉がつき易い粘膜部分は常に
外界にオープンしている鼻と目にあるからです。

目と鼻の具体的な症状を紹介します。

<目の症状>

目が充血する。目がかゆい。目に灼熱感 目の渋り感
涙が出る 光がまぶしい 目やにがでる


<鼻の症状>

くしゃみ、鼻水、鼻づまり(花粉症の3大症状)
鼻がむず痒い 鼻腔のまわりが赤くはれて痛む 鼻血が出る
においが鈍くなる 鼻息に熱感を感じる 鼻の中が乾燥してガサガサになる

この他に鼻からの影響で耳に症状が現れることがあります。
これは耳の中耳の部分が耳管で鼻の奥と通じているためです。


<耳の症状>

耳の中がかゆい、耳閉塞








 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

4大アレルギー疾患と花粉症はどんな関係?

アレルギー疾患は一般的に症状の現れる
部位によって、病名がつけられています。

代表的な4大アレルギー疾患を紹介します。




1、アレルギー性鼻炎

くしゃみ、鼻水、鼻づまりなど鼻の症状

2、アレルギー性結膜炎

目がかゆい・充血など目の症状

3、気管支喘息

咳、ゼーゼーヒューヒュー、呼吸困難などの気管支症状

4、アトピー性皮膚炎

皮膚のかゆみ、赤み、カサカサジクジクなどの皮膚症状




これらの疾患を引き起こす原因となるアレルゲンは様々です。

ハウスダスト、ダニ、花粉などの環境アレルゲンや
牛乳、卵、大豆などの多くの食物アレルゲンがあります。

その中でハウスダストと花粉は
4大アレルギー疾患のいずれも起こします。

そこで

花粉が原因で起こされる4大アレルギー疾患を
すべてまとめて花粉症と呼んでいます。

したがって、

花粉症の症状は多彩ですが、特に鼻と目の症状が多く見られます。

このように花粉症と4大アレルギー疾患とは
密接で切り離せない関係にあります。





 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

花粉症の原因植物で一番多いスギ花粉!実は他の花粉も要注意!

実は、一口に花粉症と言っても

花粉症を引き起こす原因植物は40種類以上です。

 

40種類もある花粉の中で一番多いのがスギ花粉

 

花粉症の80%はスギが原因の花粉症です。

 

次に発祥の多い原因植物は

イネ科のカモガヤ、ハルガヤ、スズメノテッポウ、

スズメノカタビラ、オオアワガエリなど、

他にヨモギ、ブタクサ、シラカンバがあります。

 

地域によっても原因となる花粉に違いがあります。

 

例えば、

 

コナラ、ハンノキ、ケヤキイチョウ、ギシギシ、

ヤナギ、アカシア、ヤマモモなどがあります。

 

花粉の飛散する季節は植物によって違います。

 

したがって、

 

花粉症は原因植物によって症状の現れる時期が違ってくるわけです。

 

しかし、

 

スギ花粉症の飛来する春がとびぬけて花粉症で悩む方が多いです。

 

ざっくり花粉と飛散時期を紹介しますと・・・

 

木の花粉のシーズン スギ、ハンノキなど 2~5月

 

イネ科の牧草の花粉シーズン カモガヤ、オオアワガエリなど 5~7月

 

雑草の花粉シーズン ブタクサ、ヨモギなど 8~9月

 

これらの植物の花粉は風によって飛散します。

 

強い風に乗ると数十キロも離れた遠くにまで運ばれます。

 

近くに原因植物がないからといって

花粉症とは無関係とは言えないですよ!

 

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